ロボットシステムインテグレータ向けプラットフォーム「e-Sys(イーシス)」共同開発について
ニュースリリース
電子部品実装ロボットトップメーカの株式会社FUJI(本社:愛知県知立市、代表取締役社長:曽我 信之、以下FUJI)と3Dデータ活用ソリューションのトップベンダー ラティス・テクノロジー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:鳥谷 浩志、以下ラティス・テクノロジー)は、ロボットシステムインテグレータの業務を支えるプラットフォーム「e-Sys(イーシス)」の共同開発を進めております。
ロボットを使った自動化設備を導入する場合、設備導入を行なうユーザと産業用ロボットメーカの間にロボットシステムインテグレータが入り、ユーザ要求に従ってロボットの選択から周辺機器の設計に至るまでトータルな自動化設備設計を行なっています。しかし、ユーザ毎にロボットの周辺機器を設計しなければならないことや、ユーザとロボットシステムインテグレータ間での設備仕様の取り違えによって手戻りが発生するなど、自動化設備設計には極めて非効率な側面があります。
e-Sysは 「e-Sysマーケット」 と 「e-Sysデジタルツイン」 の2つのツールの連携により、これらの課題を解決します。
web上に構築されたe-Sysマーケットは、自動化設備構築に必要な製品のモジュールデータ(機構と動作が設定済みの3Dデータ)を提供します。ロボットシステムインテグレータはユーザの要求に応じて、e-Sysマーケットから適切なモジュールを選択します。
e-Sysデジタルツインではモジュールデータをインポートして、ロボットや周辺機器を仮想空間上で即座に動作させることができます。ロボットシステムインテグレータはモジュールデータを配置、連携させ、仮想空間上の自動化設備の構成と動作を3Dグラフィックスでユーザに提示することで、ユーザとシステムインテグレータとの認識違いによる手戻りを解決できます。
またシステムインテグレータは、設計した周辺機器をe-Sysマーケットに出展することも可能で、周辺機器設計の再利用を促します。
e-Sysデジタルツインは ラティス・テクノロジーが提供するXVL Vmech Simulatorをベースとし、同社が誇る、世界トップレベルの軽量性・高精度を備えた3D表現形式” XVL”の技術を適用しております。
FUJIは、2019年1月16日(水)~18日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第3回ロボデックス ロボット開発・活用展」において、e-Sysを利用したロボットシステムインテグレータの業務改善について展示/発表いたします。本展示会での発表を皮切りに、ロボットシステムインテグレータおよびe-Sysマーケットへの出展企業を募る予定です。
◆展示会概要
名 称: 第3回 ロボデックス ロボット開発・活用展
会 期: 2019年1月16日(水)~18日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会 場: 東京ビッグサイト 西1ホール(小間番号:W5-10)
主 催: リード エグジビション ジャパン株式会社
入場料: 無料(事前登録制)
申 込: 下記リンク先からお申込みください。
https://contact.reedexpo.co.jp/expo/NWJ/?lg=jp&tp=inv&ec=ROBO
常に新しい価値の創造に挑戦し世界一の商品を持ち続けることでお客様に感動を与えるFUJIと、XVL技術により世界トップレベルの軽量性と高い精度を持った3D表現形式”XVL”の技術で世界をリードするラティス・テクノロジー株式会社は、今後も両社の強みを生かしてロボットシステムインテグレータへの貢献、さらには日本のものづくり現場における自動化設備の導入促進に貢献いたします。
株式会社FUJI
当社は、数多くの「世界初」「業界初」の技術を生み出し、電子部品実装ロボットおよび工作機械の開発・製造・販売・サービスを行い、PC・携帯電話・自動車・デジタル家電製品など多くの分野の発展に貢献しています。また近年では、介護ロボット・宅配ロッカーシステム・ロボットアームなど、新しい分野にも積極的にチャレンジしています。
【会社概要】
社 名 : 株式会社FUJI
所在地 : 愛知県知立市山町茶碓山19番地
TEL: 0566-81-2111/FAX: 0566-81-8238
設 立 : 1959年4月
代表者 : 代表取締役社長 曽我信之
証券コード: 6134(東証・名証1部)
事業内容 : 電子部品実装ロボットおよび工作機械の製造、販売
U R L : https://www.fuji.co.jp/
ラティス・テクノロジー株式会社
当社が開発した、世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術XVLは、3D CADデータの構成情報と形状を高い精度を保ちながら表現できるので、デジタルモデルを用いたデザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、イラスト作成など多彩な分野で活用されています。自動車、航空機、電機産業などの大手製造業では、生産革新を目的にXVL製品群を全社規模で導入するケースが相次いでいます。
【会社概要】
社 名 : ラティス・テクノロジー株式会社
所在地 : 東京都文京区後楽 2-3-21 住友不動産飯田橋ビル 10 階
TEL: 03-3830-0333/FAX: 03-5805-5253
設 立 : 1997年10月
代表者 : 代表取締役社長 鳥谷浩志
事業内容 : 3D軽量化技術XVLと関連ソフトウェアの開発・販売、
コンサルティングなど3Dデータ活用ソリューションサービスの提供
U R L : https://www.lattice.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社FUJI 開発センター 技術部 第1課
Email: e-sys@fuji.co.jp
ラティス・テクノロジー株式会社 営業統括本部 マーケティンググループ
TEL: 03-5909-7525/FAX: 03-5909-7569
Email: casual3d@lattice.co.jp